workshop/久留米絣の機やさん

丸亀絣織物

丸亀絣織物
括った糸を黒で染め、括りを解き更に紫で染めた二度染めの絣。経糸と緯糸が重なるドット部分は鮮やかに発色。

快適な農作業着として、今も年輩の方に愛用されるモンペ。
このモンペを筆頭に、丸亀絣織物では久留米絣を若い人たちに知ってもらえるようにと、精力的に活動しています。
キーマンは四代目・重徳さんの息子で、五代目の重俊さん。
ファッションデザインを学び、現在は東京に店舗を構えます。
重徳さんとともに、オリジナルの図案製作から製品の製造販売までを行なう、トータルデザイナーです。

れんこん柄やフルーツ柄など、若い人にも取り入れやすいデザインと明るい色合い。
タイトなパターンのモンペやサルエルパンツなど、
ファッション性の高いモンペが、久留米絣の風合いとテキスタイルをいっそう魅力あるものにしています。

「今は自分ではなく、息子の時代です」
そう語る重徳さん自身も、製作に専念しながら対面販売を行なってきた人。
ユーザーの声に耳を傾け積極的に意見を取り入れてきました。

父が耕した豊かな土壌。そこに今度は、息子が彩りを加えていくことでしょう。

丸亀絣織物2層になった経糸はちぢみ織りのもの。平織りが一般的な久留米絣の中で、いち早く縮み織りを取り入れた機屋である。
丸亀絣織物ちぢみ織りは生地の表面に細かな凹凸ができるため、肌触りが柔らかくさらっとしている。夏場は特に涼しく、快適さを感じられる生地だ。
丸亀絣織物150年の歴史を持つ工場では熟練の職人たちがてきぱきと仕事をこなす。経緯絣の製作には織り手の高い技術が必要だ。
丸亀絣織物重俊さんのブランド「kaul」の商品。久留米絣である必然性を考えながら、デザインを行なう。