workshop/久留米絣の機やさん

かすり西原

かすり西原
プリントのような緻密さと発色。ドットは見た目での精度が分かりやすいため、難しい柄だとされている。

ビビッドなピンクに赤、オレンジ、緑色。
水玉模様に、経糸と緯糸の重なりが多様な色のバリエーションを生むチェック柄。
色とりどりの生地は反物というよりも、ファブリック、テキスタイルという呼び方がしっくりと馴染みます。

モンペや和服の需要が大きかった久留米絣も、現在はその大半が洋服や服飾雑貨へと移行。
用途の拡大に伴い求められるデザインも変わる中、かすり西原は柔軟に対応してきました。
初代の静雄さん、智美子さん夫婦をはじめ息子の俊明さん夫婦、その子供達の家族三世代で家業に取り組んでいます。

365日同じリズムで働き、ともに考えアイデアを出し合う家族。
「両親が基盤を作ってくれたから、私たちも今までやってこれました。
今度は自分達が子供のために頑張らないと。良いプレッシャーができました」
そう語るのは二代目の俊明さん。

若い感性が加わり、さらなる発展が期待される機屋さんです。

かすり西原俊明さんと息子の孝彦さん。父から子へ伝えなければならない技術は多い。想像以上の力仕事に「父たちに頭が挙がらない」と孝彦さんは語る。
かすり西原俊明さんの娘、沙緒里さん。小学生の頃から家業を継ぐことを考えていたそう。
かすり西原「機織りが大好き」と語るのは妻の恵子さん。昔から手仕事が好きだったそうだ。
かすり西原経糸と緯糸が重なった部分は落ち着いた色になる。凹凸のあるスラブ糸を使用し、豊かな風合いに。